お猿の戯言 homosapiensaru's babble


2009年7月29日[水] バーベQ大会


4年生の自由制作の全体発表&講評会が無事に終了し、我が谷研はキャンパスの中庭でバーベキュー大会とあいなった。
途中、僕の誕生日を祝うケーキが登場!サプライズだ!

シ・ア・ワ・セ・ダ・ナァ〜

このケーキが、また、旨いこと!旨いこと!
幹事の子が地元・平塚で評判のケーキ屋で買って、二時間分の保冷剤を入れてもらって電車で運んだくれたそうだ。

あ、ありがとう!…ううっ(感涙)!




2009年7月28日[火] ヨックモック


やっとできました。
ヨックモックの夏の帰省用ギフト缶、
「ガトー・セック・バリエ」という商品です。
写真のものは大缶で、小缶もあります。
店頭でお目にかかれると思いますので、
百貨店等へお出かけの際はお時間がございましたら
覗いてみていただければ幸いです。




2009年7月23日[木] 「接吻」

Constantin Brancusi / kiss
Constantin Brancusi / kiss
Constantin Brancusi / kiss
Constantin Brancusi / kiss


個展の作品のことを考えていたら、ブランクーシのイメージが飛来した。

大好きな作家の一人、彫刻家コンスタンティン・ブランクーシ。
学生時代、当時の美術手帖の特集を観てインスパイアされ惚れたんだと思う。
代表的な作品にこの「接吻」がある。とはいえ、ブランクーシの作品で最も何が好きかと問われたら、迷いなく「ソクラテスのカップ」と答える。

「無限柱」もいい。「ミューズ」もいい。「空間の鳥」や「にわとり」のシリーズもいい。「亀」もいい…。でもでも、この「ソクラテスのカップ」は秀逸だと個人的には思う。

学生時代に興味を抱いた作家たちは、あれから30年の年月を経てもぶれることなく、今また僕を刺激する。




2009年7月22日[水] イラストレーション青山塾


イラストレーション青山塾へゲスト講師として出講。

担当の専任の先生は、作田えつこさんと井筒啓之さん。
合評会ということで、普段の作品を講評するという形式のもと行われた。

青山塾には数年に渡りお世話になっているが、今回は特に、自分のイラストレーション研究室の評価の在り方との温度差を感じ、興味深かった。
イラストレーションということを狭義に考えるか広義に捉えるかで、向う仕事の方向性と仕事の道筋の幅が変わってくるんだと思う。
自分がなぜ絵を描くのかということ、もう一度考えてみるといいですね。



2009年7月20日[月] 第二回オープンキャンパス開催!


祝日だというのに、第二回オープンキャンパスに出席するため厚木へ向う。
横浜で相鉄線に乗り換え、車両に入ると、なんと東京工芸大学の窓上やら中吊り広告が車内中にところ狭しと貼られている。なんともこそばゆい!でも、なんだかいいもんだね。




2009年7月13日[月] 沖縄

後ろの豚足の色つやも不気味だ!
後ろの豚足の色つやも不気味だ!
これを食べるんだからね…。
これを食べるんだからね…。


出張で沖縄へ飛ぶ。
始発の飛行機で那覇空港へ。
夕べも仕事がつまり、朝がきつい!
二時間半のフライト中、ず〜っと寝てた。

久し振りの沖縄だ。
ゆいレールができて初めてだ。
沖縄の美術予備校主催の進学相談会というイベントに参加。
どの大学も入試広報の一環として
昨今、先生方はこうしたどさ回りを全国津々浦々行っている。
多摩美や女子美のブースもある。
以前勤務していた東北芸術工科大学のブースも、
名古屋造形芸術大学は学長が見えているではないか!
みんな顔見知りで、夜の懇親会はなかなかいい雰囲気だった。
苦のない営業活動といったところだ。
泡盛と沖縄料理をたらふく楽しみました。
今回の沖縄入りは広報的には有意義だった。


二日目の今日は解放されて軽く観光をして帰ることにした。
とにかくどんな海でもいいから泳ぎたいと思って本土を出た(…って大袈裟!)。
ホテルを後にして、国際通りへ向い、まずは土産物を押さえた。
市場で出会った豚の顔がぺしゃんこになった食材や
色とりどりの魚にはやはり眼を奪われた。
ようやく沖縄にいる気分がしたものだ。


こうやってみると相当いいビー<br>チだと思うでしょうが、泳げる<br>ところは猫の額といいますか…
こうやってみると相当いいビー
チだと思うでしょうが、泳げる
ところは猫の額といいますか…
白い砂、蒼い空…
白い砂、蒼い空…

土産物を済ませたので一安心。
空港に一旦行き、荷物をコインロッカーに入れ、
Tシャツに水着のままタクシーに乗り込み近くのビーチへ案内してもらった。

美々ビーチという、まぁ、確かにエメラルドグリーンのビーチだったが、
危険防止に気を回し過ぎの子どものビニールプールみたいな有り様で、
沖縄の大自然を満喫と言うことには全くならなかったが
とりあえず念願の「沖縄で泳ぐ」という目標はトホホながらも達成した。

30分ほど死ぬほど泳ぎ(あのビーチで、必死にクロールしてる人いないよな)、
帰りのタクシーのシートを汚すのも失礼なので、
30分を甲羅干しの時間に充て、乾いたところで空港へ向った。

帰りのタクシーの運ちゃんは気さくな人で、
自分では食べきれないもずくの天ぷらをくださったり、
ゴーヤの粋な側面を教示してくれたり等々で、空港まで飽きなかった。


駆け足の観光もそれなりに楽しむことができた。
次行くときは、余裕を持って、やはり離島に足を伸ばしたいものだ。




2009年7月9日[木] くるり


武道館へ急ぐ!
九段下で降りるはずが、一駅乗り過ごして神保町まで来ちまった。
戻ったら始まっちまうだろうし、え〜い、TAXI 使っちまえ〜!

南スタンドの扉を開け、階段を上がりきったと同時に演奏が始まっちまった!

いやぁ〜いいねっ!
久し振りのライブだ!
岸田は今日も狂い方がサイコ〜!

ぼくはくるりをalbum「アンテナ」から知ったので、かなり新座者です。真性くるりファンにとってははなはだ柔な人間です。申し訳ありません!とにかく「アンテナ」を聴いてゾッコン惚れまして、即、ファンデリアまで遡り心酔いたしました(しかし、お恥ずかしい限りですが、インディーズ時代の「もしもし」はついぞ聴いたことがありません…くるりファン面してすんません!)。なぜ私のような年齢の者がと思うかもしれませんが、岸田の音造りは僕のハートに沁みるのです。同じ、もの造りをする者同志の琴線に触れ合うディープな感覚が理解できるのです。

今夜も最高でした!途中、涙したぞ!
今日この夜に、大切なものをぎゅっと抱きしめました♡そんな気持ちでした。
岸田、ありがとう!

そしてもっとガンバロ〜タニグチィ!




2009年7月2日[木] ヤリイカのフリッターのグリズリー

ヤリイカのフリッターが好きだ。

バクバク食べていくとやわらかい狐色とは明らかに違和感のある小さな焦げ茶色の固まりが眼に障った。
ヤリイカと袂を分った衣が長時間油の中で泳いでいたらしい。焦げた衣の破片。
取り除こうと指を延ばし眼を凝らすとそいつが急に愛おしくなってしまった。

そして、思わずシャッターを切っていた。

写真を見てご覧!クマだよ、クマ!

ソ〜 キュ〜トッ!