お猿の戯言 homosapiensaru's babble


2013年4月28日[日] 冥福を奏でる



私が眠りにつくときの
自然にかえるそのときに奏でるその曲を
誰かに作っておいてもらったら素敵だなぁ





2013年4月27日[土] 個展のこと



気持ちだけ個展の準備。
メチエについてあれこれと思いを巡らす。

観ておきたかったコバヤシ画廊お抱えの画家、赤塚祐二氏と岡村桂三郎氏の個展を見逃す。
画廊のサイトで作品は観ることはできるが、やはり実際の空間で体験しないと…。





2013年4月22日[月] 谷研3年生歓迎会!



4年生主催による新3年生の歓迎会が行われた。
新年度を迎え、私の率いるイラストレーション谷口研究室の4年生たちが厚木キャンパスから中野キャンパスへ移動してきた新3年生を暖かく迎えてくれた。中心となって動いてくれたのがガラス窓の外ではじける二人、ゆみ&なつかだ。
研究室の大きなガラス面には装飾が施され、研究室のひとりひとりの似顔イラスト付きコップが用意されて(制作してくれたのは、なつき&なつみだ)、スナックとドリンクとちょっとしたゲームが披露され楽しいひと時を過ごした。時間の許す人たちで二次会にも繰り出し、授業のときとはまた違うみんなの顔を見て幸せな気分に浸った。ありがとう!4年生。





2013年4月20日[土] 展覧会へ

1984年「PEACH」<br>NHK「今日の料理」だったか、<br>別の料理系の雑誌だったか? <br>表紙の絵を一年ほど手がけた。
1984年「PEACH」
NHK「今日の料理」だったか、
別の料理系の雑誌だったか? 
表紙の絵を一年ほど手がけた。
1983年「SATURN」<br>当時、土星になぜかこだわっていた。<br>その切っ掛けはもはや思い出せない。<br>その頃の画面は不思議な<br>気学的宇宙観に包まれていた。
1983年「SATURN」
当時、土星になぜかこだわっていた。
その切っ掛けはもはや思い出せない。
その頃の画面は不思議な
気学的宇宙観に包まれていた。



榎本了壱氏の個展に出かけた。ATAMATOTE2-3-3という、ご自分の仕事場の1階を改装し新しくオープンしたギャラリーで「金魚糞集」出版記念展の展覧会を催され、俳句と書をご披露されていた。文字はやっぱりいい。

榎本氏は50代半ばに、自分のために作品を作っていないことを痛感し、その頃から俳句を本格的に詠むようになり、それとともに書を始めたそうだ。それ以前からやっていたように思っていたが、そういうことだったんだなぁと、まさに今の自分の歳なので考えさせられ、自分が今年は意を決して個展に挑むのもそういうことなんだよなぁと感じていた。

榎本氏とは大学院生の頃からのおつきあいで、最近は「おさかなぶっく」のお仕事をいただいている。

久しぶりのATAMATOTEのオフィスの扉を開けると、いろんな方の懐かしい作品たちが廊下に架かっていて、ギャラリーの入り口へ進む廊下の右手にトイレがあって、そこの壁には自分の桃の絵が飾られていた。ちょうど、榎本氏が手がけられていたコンペティション「日本グラフィック展」で自分がグランプリを取った時分の絵だ。料理系の雑誌の表紙用に描いたものではなかったか?

ギャラリーへ入ると、榎本氏もいらして、しばらくぶりでお会いしたものだから少々長居をしてしまった。雑談をしているうちにトイレの桃の絵の話になり、もう一点あるんだよ〜と言って奥から、これまた懐かしい絵を引っ張り出してきた。自分が描いた絵なのに「すご〜い!これいいですねぇ!」と思わず口にしてしまった。1983年に描いた絵だ。全く持って迷いのない筆致で融通無碍に描いておる!30年も前の自分の絵と対峙して、ここでこれを見せられる意味とは何だろう?と考えてしまった。淀みのないスピリットがここに宿っている。個展に向けて神は私に何かを伝えようとしているらしい…(笑)。

榎本さん!有意義な時間をありがとうございました。





2013年4月19日[金] ヨックモック夏限定商品発売!



今年もまた、ヨックモックの夏限定のGIFT缶「Gateaux secs varies」ガトー・セック・バリエが発売になりました。
パッケージデザインを手がけています。
大・小の二つのサイズがあります。大は1,575円、小は1,050円です。
百貨店等で販売しています。ギフトに困ったらどうぞ!




2013年4月16日[火] COW BOOKSへ



Facebookで久しぶりの人たちと再会している。
そんな中に版画家の松林誠氏がいた。
先日、あるSHOPに入ると商品を陳列してある棚の上の壁のところに見覚えのある絵が架かっているのに気がついた。
思わず「あれ〜っ、これって松林…くん?」って口走ってしまったら、店員さんが聞きつけて、「お知り合いですかぁ?」と声を掛けてきた。
これこれこういう訳でぇ…と応えると、一枚のDMを持ってきて、「今、青山で個展してますよ〜」と言う。ああそういえば彼がFacebookでUPしてたなぁ〜と思い出し、今日夕刻足を伸ばしてみた。
写真の右上の緑色の植物の銅版画の緑色の部分のテクスチャがやばい!やっぱり版の作りが違うねぇ。眼応えが凄いや!
久しぶりの作品との再会に感激でした。

この会場のCOW BOOKSという本屋さんは素敵な古本を売っている。版画作品を堪能した後、書棚を愛でていると、智恵子抄の智恵子の切り紙の作品集が眼に飛び込んできて衝動買いをしてしまった。この世界もまた凄い。





2013年4月14日[日] ようやく落ち着いてきました



2月、3月はなんだかばたばたと忙しかったなぁ。
春休みっていつ廃止になったんだろうねぇ(笑)。
3月は個展用に絵具の実験をと考えていたんだけど、それもお預け状態でした。
さあて、エンジン駆けますよ〜。






2013年4月12日[金] Facebook



Facebookを始めた。

始めてからもう10日ほど経った。
適当な距離を置こうと思うが今少し振り回されているかもしれない。
どのように活用したらいいか探りながら、毎日一枚の画像に文字をつけ投稿している。

引きこもりがちな自分を(個展もあることだし)少しでも外にアピールということで始めてみたが、
中毒症と倦怠感とが混在した数日が続いている。まだつきあい方がよくわからないでいる。

お客さんは少ないかもしれないが、このHPの居心地の良さも理解した。ここは当たり前だが平和だ。

煎茶が呑みたくなって、湯を沸かし、急須に茶葉を用意する。
柏餅を食す。ガチャガチャした世界から俄に静謐な場所に戻ってきて我が魂が安堵しているのがわかる。
旅行から戻って、「やっぱり我が家はいいねぇ」と思わずつぶやくという感じだ(笑)。

ただ、気持ちが外向きになって、モチベーションは上がっていると感じている。
確実にうずうず度が高まってきている。この調子で突っ走るか。





2013年4月1日[土] 手拭



本日、手拭の新商品を発表する。
新しい琳派模様を世界に発信しようと、「hanaichimatsu」というブランドを立ち上げた。
最初に、日本人の吉祥好きに肖って、「祝い文」をプレゼンテーション。
私は、「松竹梅」を創作した。
メンバーはこの3月に毎日デザイン賞に輝いた小泉誠、テキスタイルやコスチュームで大活躍のひびのこづえ等数名。
今日から3日間、人形町にある和装小物で有名な株式会社加藤萬の本社で展示会をする。
手拭から扇子を起こし、そちらも同時に展示する。